空き家にも、火災保険を

相続した空き家は、放置してはいけません。

まずは、できるだけ早く、相続登記を済ませましょう。そして、引き継いだ空き家を利用するのかしないのか、決断をしてください。

また、空き家を相続しても、放棄しても、管理する義務は引き続きあります。

空き家についても、火災保険に加入しておいてください。

管理が十分にされていない空き家には、放火されることがあるほか、漏電による火災が発生することがあります。

空き家にしていた家屋が不審火によって全焼し、近隣に迷惑をかけてしまった事例がありました。

その件では、火災保険に加入していなかったため、その後の後片付けにいたるまで、すべて自費での持ち出しになってしまいました。

一般に、重大な過失を除く失火による類焼損害は、「失火責任法」により賠償しなくてもよいことになっています。

しかし、損害を受けた隣家の方が火災保険に入っていなかったり、十分な保険金を受け取れなかったりすることもあります。そのような場合でも、類焼損害保険金で差額を補償できるほか、失火見舞費用保険金で隣家に見舞金をお支払いすることができます。

また、台風や大雨により、屋根や外壁に損傷があったり、雨漏りがあったりしたとき、火災保険を利用して、修繕費を捻出することができる場合があります。

家屋は、誰も住まなくなりますと、あっという間に老朽化してしまい、カビやシロアリにより汚損されてしまえば、価値が下落します。売れるものも、売れなくなってしまいます。

相続人

住む予定もないけれど、どうせ売れないでしょう。お金をかけてまで処分するなんて、ありえない。とりあえず放置しておきましょう。

空き家を好条件で手放すには、相続開始から、18か月が勝負といわれています。

売りに出さなければ、絶対に買い手はつきません。

グラーティア司法書士法人では、空き家の利用、売却のみならず、有効活用するためのコンサルティングも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

司法書士 野田啓紀
司法書士 野田啓紀
昭和56年 名古屋市生まれ、京都大学法学部卒業。
大学卒業後、複数の上場企業の管理部門にて、開示業務、株主総会運営、株式事務を中心に、IR、経営企画、総務、広報等に携わる。
平成26年司法書士試験合格後、名古屋市内の司法書士事務所勤務を経て、平成30年10月、司法書士野田啓紀事務所を開業。地元密着で、相続・認知症対策のコンサルティングに注力する。
令和3年1月、愛知県内で五つの司法書士事務所を統合して、グラーティア司法書士法人を設立し、代表社員に就任する。
ウェルス・マネジメントを深めて、個人や中小企業オーナー向けに、相続、認知症対策、事業承継やM&Aに関与する。税理士、不動産業、寺社と連携し、遺言書、任意後見契約、家族信託の利用を積極的に提案している。
また、自身も、司法書士事務所の承継に取り組む。
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