司法書士の事務所に相談をするときに、とても緊張なさる方もおられます。

変な質問をしたら、恥ずかしい。とりあえずネットで調べてから・・・

近所の知人に教えてもらったから、ある程度はわかったつもり・・・

情報の取捨選択は、専門家でも難しいことです。まずは、必要な持ち物をそろえて、早めに相談の予約をしましょう。
ネットで調べた情報や、ひとからの聞伝えは、全員に通じる事例なのか、一部の特殊な事例なのか、しっかりと確認をしなければなりません。
つまり、いま、お困りのあなたにぴったりと当てはまる情報なのかは、相談をしてみないことには、判断ができないことです。
たとえば、からだの具合がよくないときに、医者にかかって診断してもらうことと同じです。
法律や社会のルールは、日々、変わっています。聞いた話が、古い情報だったかもしれません。正確に、伝言をされていないかもしれません。
また、自分の都合の良い情報だけをつまみ食いしてしまうことがあり、誤った判断をしてしまうことがあります。
インターネット予約は、24時間365日受付中です。
電話での予約は、次の電話番号へお願いいたします。名古屋、岡崎、みよしの三つの事務所で承ります。お近くの事務所へご予約ください。
相続手続の相談
ご相談の内容にあわせて、次の書類を、ご準備ください。
- 亡くなった方の死亡の記載のある戸籍謄本
- 亡くなった方の家族の関係図
- 不動産の固定資産税課税明細書(不動産の名義変更を依頼される場合)
- 預貯金口座、証券口座、生命保険証券などのコピー(預貯金等の解約手続を依頼される場合)
- 認印
- 遺言書(遺言があった場合のみ)
戸籍謄本は、司法書士が代わりに集めることができますので、死亡の記載のある最後の部分だけ持参いただければ十分です。
固定資産税課税明細書は、毎年4月に、固定資産税の納税通知が自治体からされますが、その中に同封されている明細書のことです。
家族の関係図は、手書きのメモでかまいません。
遺言の相談
次の書類などを、ご準備ください。
- 遺言書を作成される方の戸籍謄本
- 遺言書を作成される方の住民票、印鑑証明書
- 家族の関係図
- 不動産の固定資産税課税明細書
- 預貯金口座、証券口座、生命保険証券などのコピー
固定資産税課税明細書は、毎年4月に、固定資産税の納税通知が自治体からされますが、その中に同封されている明細書のことです。
家族の関係図は、手書きのメモでかまいません。
土地や建物の名義変更、売買、贈与の相談
次の書類などを、ご準備ください。
- 不動産の固定資産税課税明細書
- 認印
固定資産税課税明細書は、毎年4月に、固定資産税の納税通知が自治体からされますが、その中に同封されている明細書のことです。
投稿者プロフィール

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昭和56年 名古屋市生まれ、京都大学法学部卒業。
大学卒業後、複数の上場企業の管理部門にて、開示業務、株主総会運営、株式事務を中心に、IR、経営企画、総務、広報等に携わる。
平成26年司法書士試験合格後、名古屋市内の司法書士事務所勤務を経て、平成30年10月、司法書士野田啓紀事務所を開業。地元密着で、相続・認知症対策のコンサルティングに注力する。
令和3年1月、愛知県内で五つの司法書士事務所を統合して、グラーティア司法書士法人を設立し、代表社員に就任する。
ウェルス・マネジメントを深めて、個人や中小企業オーナー向けに、相続、認知症対策、事業承継やM&Aに関与する。税理士、不動産業、寺社と連携し、遺言書、任意後見契約、家族信託の利用を積極的に提案している。
また、自身も、司法書士事務所の承継に取り組む。
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